映画に感謝を捧ぐ! 「アリゾナの勇者」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はR・G・スプリングスティーン監督の
「アリゾナの勇者」に感謝を捧げようと思います。
西部劇 パーフェクトコレクション 決闘の谷 DVD10枚組 (ケース付)セット
執行官「マット」と彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は
優等生的でありながらも実験的な西部劇であります。
アメリカ西部劇にありがちな状況を網羅しつつ
情報戦要素&ミュージカル要素を挿入した
ストーリー&演出は
私に「西部劇と近代戦の融合」と
「男のロマンチズム+狂気&女の純情」を
西部劇的に表現する手法の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(法治主義と無器用な愛が交錯する
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「アイドル映画&近代犯罪映画風西部劇」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
娯楽映画的アクション、ロマンス、サスペンスと
西部劇的見せ場を的確に押さえつつ
男女の精神的相違点&1880年代流情報戦を写し出す本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。