映画に感謝を捧ぐ! 「ブルックリンよ、再び!」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はレイモンド・マッケリー監督の「ブルックリンよ、再び!」に
感謝を捧げようと思います。
野球映画 コレクション 私を野球につれてって DVD10枚組 ACC-178
プロ野球チーム「ブルックリン」に関わる人々の
運命を描いた本作は
アメリカ映画の大衆食堂的側面を
象徴するスポーツ映画であります。
野球、ロマンス、コメディ、地域再生劇の特性を融合させ
効率的に進行するストーリー&演出は
私に「アメリカ人鑑賞者向けサービス精神」の一形態と
「スポーツと社会との関係」に関する一考察を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(打者ではなく投手に見せ場を作るよう構成された
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「スポーツ喜劇型アメリカ講座」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
アメリカ人の野球愛&ポジティブ精神と
大衆娯楽的スリル、ロマンス、ユーモアの
赴くままに突き進む本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。