映画に感謝を捧ぐ! 「THOR ソー 生命の木とアスガルドの神々」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はクリストファー・レイ監督の
「THOR ソー 生命の木とアスガルドの神々」に 感謝を捧げようと思います。
THOR ソー 生命の木とアスガルドの神々 [レンタル落ち] - コディ・ディール, パトリシア・ヴァラスケス, リチャード・グリエコ, ケヴィン・ナッシュ, ジェス・アレン, クリストファー・レイ
北欧神話の神「ソー」の伝説をもとにして?
2011年に作られた本作は
便乗商品映画界の雄「アサイラム」ならではの
神話であります。
同年の映画「マイティー・ソー」を軽量化し
アサイラム的SF技法の限りを尽くすことによって生を受けた
ストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「神話&話題作」の有効活用法と
映画的ダイエットの一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(「竜頭蛇尾感」の頂点を目指すかのような幕切れが
ある種のユーモアを醸し出している点も見逃せません。)
まさに「アサイラム流神話系コミック・ムービー」の称号にふさわしい
大珍作であると言えるでしょう。
映画史上屈指の「便乗戦術」・「緩やかな世界滅亡の危機」
「人間味のある神&邪神」を堪能させてくれた本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。