映画に感謝を捧ぐ! 「スカイスクレイパー」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はローソン・マーシャル・サーバー監督の
「スカイスクレイパー」に感謝を捧げようと思います。
スカイスクレイパー [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray] - ドウェイン・ジョンソン, ネーヴ・キャンベル, チン・ハン, ノア・テイラー, ローランド・ムーラー, バイロン・マン, パブロ・シュレイバー, ローソン・マーシャル・サーバー
家族を救うため犯罪組織の襲撃と
ビル火災に立ち向かう男「ウィル・ソーヤー」の
運命を描いた本作は
豪快さと生真面目さに彩られたアクション映画であります。
災害映画とテロ対策映画をつなぎ合わせたストーリーと
娯楽映画的アクション・シーンを徹底追求した演出が
勢い任せ且つ優等生的に進行する光景は
私に、大作的ハッタリ&CG攻勢と
軽量級作品的サービス精神&効率主義による共同戦線と
身体的ハンディキャップを力業で曖昧化するヒーローの
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(ハッピー・エンドの爽快感よりも
「ビル周辺の被害」を極限まで抑制する
セキュリティ精神が印象深い
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「アトラクション系アクション映画入門」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
「タワーリング・インフェルノ」・「ダイ・ハード」の存在力
主演男優D・ジョンソンの豪腕
ハイテク・ビル&アジアに対する複雑な思い
ハンディキャップ系ヒーロー造形の難しさが絡み合う本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。