映画に感謝を捧ぐ! 「上海諜報作戦」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はアーヴィング・ピシェル監督の
「上海諜報作戦」に感謝を捧げようと思います。
戦争映画 パーフェクトコレクション 死闘の最前線 DVD10枚組 ACC-157 - デヴィッド・ファーラー, グリニス・ジョンズ, マイ・ゼッタリング, プレストン・フォスター, リン・バリ, アーサー・ケネディ, ロイド・ノーラン, ジョージ・サンダース, アンナ・ステン, ウォード・ボンド, コンラート・ファイト, ヴァレリー・ホブソン, スティーヴン・マクナリー, ゲイル・ラッセル, アレックス・ニコル, ウォーレス・フォード, アラン・バクスター, ガートルード・マイケル, ウォーレス・ビアリー, レイモンド・ハットン, ベイジル・ディアデン, アーヴィング・ピシェル, バーナード・ヴォーハウス, エドワード・ルドウィグ, マイケル・パウエル, ジョセフ・ペヴニー, ハロルド・ヤング, ルイ・J・ガスニエ, アーサー・リプリー, A・エドワード・サザーランド
上海で酒場を経営する男「ロイ・ボンデル」と
彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は
時代性と伝統的サービスが絡み合うスパイ活劇であります。
巻き込まれ映画&テロ対策映画の定番要素と
1940年代前半の上海事情を融合させることによって
生を受けたストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「小規模映画会社戦術と軍事宣伝戦術の共同戦線」と
「サスペンス映画的観光旅行」の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(どんでん返し的ハッピー・エンドと外交宣伝臭が絡み合う
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「便乗商品&情報戦術型スパイ活劇」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
連合軍礼賛臭、娯楽映画的サービス精神
上海の特性、どんでん返し主義が一堂に会し
「アメリカ流情報戦術」の一端を写し出す本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。