映画に感謝を捧ぐ! 「サロゲート」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はジョナサン・モストウ監督の「サロゲート」に

 感謝を捧げようと思います。

サロゲート [DVD] - ブルース・ウィリス, ラダ・ミッチェル, ロザムンド・パイク, ボリス・コドジョー, ジェームズ・フランシス・ギンティ, ジョナサン・モストウ
サロゲート [DVD] - ブルース・ウィリス, ラダ・ミッチェル, ロザムンド・パイク, ボリス・コドジョー, ジェームズ・フランシス・ギンティ, ジョナサン・モストウ

 ロバート・ヴェンディティ&ブレット・ウェルデルの

 同名漫画をもとにして作られた本作は

 コミック・ムービーの持ち味を

 様々な形で生かしたSF映画であります。

 漫画&コンピューター・ゲーム感覚満載の映像と

 テロ対策映画&企業陰謀劇の王道を融合させ

 情報+ロボットテクノロジーの発展&安全志向に潜む

 危険要素&魔性を写し出していくストーリー&演出は

 私に、コミック・ムービー的アクション、SF的アイデア

 ブラック・ユーモアによる共同戦線と

 CG映像によって「無意識の笑い所」が生成される現象の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (ハッピー・エンドに属しつつ

 曖昧な決着を迎えるゾンビ映画のような妖気を放つ

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 

 まさに「SF系コミック・サスペンス」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 B・ウィリスの風貌に対する一考察、SF的風刺精神

 各種娯楽映画の王道、CGテクノロジーの歴史

 漫画と実写映画の複雑な関係が一堂に会した本作と

 

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。