映画に感謝を捧ぐ! 「メテオノイド」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジェット・イーラー監督の「メテオノイド」に
感謝を捧げようと思います。
メテオノイド [DVD] - ドニー・エバンス, ブレット・ジェンタイル, マイケル・ラフ, ケイト・リーヒー, ジェット・イーラー, ジェット・イーラー, ドニー・エバンス
ハンティング旅行中にモンスターと遭遇した
男4人の運命を描いた本作は
知略と謙虚さに溢れたモンスター映画であります。
モンスター映画の法則に沿って進行しつつ
キャラクター数を最小限度に留める工夫と
抽象化&夜戦重視によって
モンスターの「外見」を曖昧化する技法を駆使した
ストーリー&演出は
私に予算&技術的制約を「スピード感&陰性の映像」に
よって補う戦術と
「危機」によってハンターとしての能力&精神を高めていく
男たちの一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(西部劇的男気&楽天主義によって
様々な不安要素を打ち消そうとする姿に
心打たれる幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「幻惑&倹約型SF」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
軽量な外見と野性&戦闘力を兼ね備えた「夜型エイリアン」と
日常劇風味漂う男たちとの闘いが
軍隊&ハイテク兵器を駆使したエイリアン系SFとは
一味違う魅力を放つ本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。