映画に感謝を捧ぐ! 「カブスのエースは言い訳好き」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はレイ・エンライト監督の「カブスのエースは言い訳好き」に
感謝を捧げようと思います。
野球映画 コレクション 打撃王 DVD10枚組 ACC-181 - エドワード・G・ロビンソン, ヴェラ=エレン, レイ・ミランド, ジーン・ピータース, ポール・ダグラス, ゲーリー・クーパー, テレサ・ライト, ジャッキー・ロビンソン, ルビー・ディー, ダン・デイリー, アン・バンクロフト, ビリー・チャピン, ロバート・ヤング, マッジ・エヴァンス, ジョー・E・ブラウン, オリヴィア・デ・ハヴィランド, ジョージ・ブレント, リン・バリ, ラスティ・タンブリン, ジョー・シェンク, ガス・ヴァン, ベッシー・ラヴ, ディーン・ストックウェル, ダリル・ヒックマン, ロバート・アルドリッチ, ロイド・ベーコン, サム・ウッド, アルフレッド・E・グリーン, ハーモン・ジョーンズ, エドワード・セジウィック, レイ・エンライト, ハーバート・クライン, ジャック・コンウェイ, ウィリアム・A・ウェルマン
一員となった男「ファレル」と彼を取り巻く人々の
運命を描いた本作は
奇策的ユーモアに彩られたスポーツ喜劇であります。
1933年の映画「カブスのヒーロー」の流れを汲みつつ
「言い訳」がもたらす珍騒動を徹底追求したストーリーと
トーキーとサイレントの特性を兼ね備えた笑い所と
効率性を重視した演出が一体となる光景は
私に「言語系ユーモアと体術系ユーモアの共存」と
言葉の持つ可能性&危険要素を映画的に表現する手法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(現実感よりも活劇的見せ場を優先させた
「決着の付け方」となっている点も見逃せません。)
まさに「野球映画風恋愛喜劇」の称号にふさわしい
作品であると言えるでしょう。
スポーツ映画の王道と恋愛喜劇の王道を組み合わせ
「言い訳術」という調味料を加えることによって生を受けた本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。