映画に感謝を捧ぐ! 「小さな世界はワンダーランド」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はマーク・ブラウンロウ監督の

 「小さな世界はワンダーランド」に感謝を捧げようと思います。

小さな世界はワンダーランド/劇場版 [DVD] - 斎藤工, マーク・ブラウンロウ
小さな世界はワンダーランド/劇場版 [DVD] - 斎藤工, マーク・ブラウンロウ

 シマリススコーピオン・マウスの

 生態について記録した本作は

 様々な要素が交錯する動物映画であります。

 「自然」に対する知識と

 映像テクノロジー&技法に関する知識

 娯楽要素と記録映像要素

 クールさと情が交錯する映像&語り口は

 私に、「小動物」の生き様に迫るための技術&発想と

 生の持つ「冒険性」の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (青春映画とホームドラマのハッピー・エンドを

 融合させたかのような気配を放つ

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「自然派記録映像+実録系動物映画」の

 雄と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。

 森林と荒野に住む二匹の「生への旅立ち」を

 アクション、サスペンス、ホームドラマ、コメディ

 ドキュメンタリーの特性を

 最大限に発揮しながら描いていくことを追求した本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。