映画に感謝を捧ぐ! 「インデペンデンス・デイ2018」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はマイケル・ミラー監督の「インデペンデンス・デイ2018」に

 感謝を捧げようと思います。

インデペンデンス・デイ2018 [DVD] - ジェス・リチャードソン, マイケル・ミラー, マイケル・ミラー, マイケル・ミラー, ダニエル・グリーン, クリス・マルシード, ジェス・リチャードソン, エレン・ウィリアムズ, マイケル・トムソン, ジェームス・ストラー, リー・ウォーカー
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 地球外より飛来したマシーン軍団に立ち向かう

 海兵隊員達の運命を描いた本作は

 地球侵略SF史上屈指の「難解さ」に彩られた珍作であります。

 行きつ戻りつの時系列、様々な方向へ飛び回る目線

 省略的&説明的表現の多用によって

 人類と地球外存在との戦いが「複雑怪奇化」していく光景は

 私に「単純な状況を難解に描写する」手法と

 想像力を駆使することによって能を活性化させる鑑賞法の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (感動誘発的な状況設定を行いつつ

 盛り上げを抑制した最終決着となっている点も

 見逃せません。)

 

 まさに「作劇&映像迷路型SF映画」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 アルバトロスが誇る「インデペンデンス・デイ系列作」史上

 最大級の複雑さ、緩慢さ、細切れ感によって

 鑑賞者の精神力を鍛えてくれる本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。