映画に感謝を捧ぐ! 「パニック・スカイ フライト411絶体絶命」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジェームズ・チャンキン監督の
「パニック・スカイ フライト411絶体絶命」に感謝を捧げようと思います。
パニック・スカイ フライト441 絶体絶命 LBXC-518 [DVD] - クレイグ・シェイファー, エリック・ロバーツ, ゲイリー・ダニエルズ, イヴァン・カマラス, ジェームズ・チャンキン
体内に最新鋭のマイクロチップを移植された男
「チャド」と彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は
娯楽映画的ハッタリの粋を結集した大怪作であります。
テロ対策、乗り物パニック、ハイテク系SF
宗教映画要素を力業でつなぎ合わせることによって
生を受けたストーリー&演出、キャラクター造形が
勢い任せに進行する光景は
私に「大作映画的アイデア」の数々を詰め込み
暇つぶし規模のスケール感&スピード感で
調理することによって生じる科学反応と
実験精神と優等生精神による共同戦線の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(「終わり」が始まりの一形態であるという
メッセージを感じさせる幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「闇鍋型幕の内弁当映画」の称号にふさわしい
怪物的作品であると言えるでしょう。
SF的ハッタリ、空間限定型アクション・シーン
宗教的装飾、どんでん返し史上主義が荒れ狂う本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。