映画に感謝を捧ぐ! 「シンデレラマン 伝説のボクサー ジム・ブラドック」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジョン・プレストン&ブライアン・ギオグリー監督の
「シンデレラマン 伝説のボクサー ジム・ブラドック」に
感謝を捧げようと思います。
シンデレラマン:伝説のチャンピオン ジム・ブラドック [DVD] - ジョン・プレストン, ブライアン・ギオグリー, ジム・ブラドック
プロボクサー「ジム・ブラドック」に関する一部を記録した本作は
童話と史劇の魅力を兼ね備えた記録映像であります。
激しくも情味のある生き様によって
1930年代におけるアメリカの苦難&再生を
象徴する存在となったボクサーの姿を
冷静且つ優しい目線で写し出していく
映像&語り口は
私に「スポーツ映画、ホームドラマ、史劇の魅力」を
網羅した人生の一形態と
ボクシングに宿る魅力&魔性の一端を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(様々な重荷&苦境を背負いながら戦い続けた戦士の最期を
静かに見送る幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「ジム・ブラドック&1930年代アメリカ入門」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
家族&仲間たちへの愛と自らの心技体によって
ファンタジーに匹敵する再生劇を現実化した男の勇姿
アメリカにおけるボクシングの重要性
「挑戦&助けを求める」事を恐れない精神の大切さを
世に示すメッセージ
スポーツ系記録映像の技術が一堂に会した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。