映画に感謝を捧ぐ! 「マイケル・ジョーダン HIS AIRNESS」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はラリー・ウェイツマン監督の
「マイケル・ジョーダン HIS AIRNESS」に感謝を捧げようと思います。
マイケル・ジョーダン / HIS AIRNESS 特別版 [DVD] - マイケル・ジョーダン, ラリー・ウェイツマン
プロバスケット・ボール選手「マイケル・ジョーダン」に
ついて記録した本作は
娯楽力と資料力に溢れた記録映像であります。
バスケット・ボールの持つ躍動感&体術性
スポーツ映画的爽快感、教材的クールさを兼ね備えた
映像&語り口によって
M・ジョーダンの生き様を後世に残すという試みは
私に、大衆娯楽的サービス精神と芸術的体技を
兼ね備えたスポーツ・ヒーローの醍醐味と
客観的目線と愛情、効率性と見せ場主義の
均整を保ち続けようとする記録映像作りの
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(哀愁に溺れることなく「伝説の閉幕」を
写し出す幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「M・ジョーダン&スポーツ記録入門」の
雄と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。
凄まじい闘魂、アーティスト気質、才人ならではの苦悩を
網羅したM・ジョーダンの生涯と
スポーツ系記録映像&スポーツ系娯楽映画の技法が
最高級の相性で結ばれることによって生を受けた本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。