映画に感謝を捧ぐ! 「カッターヘッド 真夜中の切断魔」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はクイン・ラシャー監督の

 「カッターヘッド 真夜中の切断魔」に感謝を捧げようと思います。

カッターヘッド   真夜中の切断魔 [DVD] - イヴォンヌ・ストラホフスキー, クイン・ラシャー, マイク・スキャンネル, エイドリアン・ビッドル, ミッチ・ブダン, ジャック・キャンベル, イヴォンヌ・ストラホフスキー, ジャスティン・ブルーニング, ジュリアン・ベイリー, アビゲイル・ピニョフスキ, アンナ・ピニョフスキ
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 湖畔の別荘を訪れた4人家族の運命を描いた本作は

 穏健さと悪戦苦闘ぶりに彩られたホラー映画であります。

 登場人物数一桁、約1日、別荘とその周辺という制約の中で

 ホラー映画的残酷さ&狂気を醸し出そうと奮闘する

 ストーリー&演出は

 私に「殺人に依存することなくホラー的恐怖を盛り上げる」手法と

 

 「1980年代ホラー文化と2010年代的テクノロジーのせめぎ合い」の

 

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (ハッピー・エンドの形態を取りながら

 「シリーズ化」の気配を匂わせるという

 ホラー映画の精神に即した幕切れと

 なっている点も見逃せません。)

 

 まさに「館系+山系ホラー入門」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 暇つぶし映画的節約&省力化戦術と

 ホラー映画の方程式に沿ったストーリー展開&残酷描写の中に

 思わせぶりの連打を宿す本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。