映画に感謝を捧ぐ! 「アパッチの誇り」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はリー・ショレム監督の「アパッチの誇り」に
感謝を捧げようと思います思います。
西部劇 パーフェクトコレクション 流血の荒野 DVD10枚組 ACC-179 - アラン・ラッド, オリヴィア・デ・ハヴィランド, デイル・ロバートソン, メアリー・マーフィ, J・キャロル・ネイシュ, ウォーレス・ビアリー, リチャード・コンテ, マージョリー・メイン, タイロン・パワー, リンダ・ダーネル, ディーン・ジャガー, リチャード・ディックス, レオ・キャリロ, プレストン・フォスター, イヴォンヌ・デ・カーロ, ロック・ハドソン, ウィリアム・ビショップ, グロリア・ヘンリー, エドガー・ブキャナン, ロレッタ・ヤング, ロバート・プレストン, ウィリアム・エリオット, ジョン・キャロル, スティーヴン・マクナリー, ジュリー・アダムス, ヒュー・マーロウ, マイケル・カーティス, シドニー・サルコウ, リチャード・ソープ, ヘンリー・ハサウェイ, ウィリアム・マクガン, シドニー・サルコウ, フィル・カールソン, フランク・ロイド, ジョセフ・ケイン, リー・ショレム
川沿いにある駅馬車用の駅で繰り広げられる
白人とアパッチ族の戦いを描いた本作は
倹約的にして貪欲な西部劇であります。
登場人物に関する情報と
舞台となる空間を極限まで抑制する倹約精神と
西部劇アクション、ロマンス、サスペンス
反戦メッセージ要素を網羅しようとする貪欲さが
一体となったストーリー&演出は
私に白人と先住民の関係、男性と女性の心理的相違点
正義に宿る「狂気」をえぐり出す物語が
勧善懲悪的な籠城戦へと変異していく現象と
暇つぶし規模のスケール感&スピード感の中に
様々な娯楽要素を詰め込む手法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(ハッピー・エンドの爽快感よりも戦いの空しさが
印象深い幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「ジャンル融合+空間限定型西部劇」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
アメリカ西部劇的サービス精神と
悲劇&教訓劇性が軽やかにせめぎ合う本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。