映画に感謝を捧ぐ! 「サイキッカー 超人覚醒」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はタイズ・ミューズ監督の

 「サイキッカー 超人覚醒」に感謝を捧げようと思います。

サイキッカー 超人覚醒 [DVD] - デイブ・マンテル
サイキッカー 超人覚醒 [DVD] - デイブ・マンテル

 巨大企業体「カンパニー」によって支配された

 世界で暮らす人々の運命を描いた本作は

 

 壮絶なる「奇策性」に彩られたSF映画であります。

 超能力、医療テクノロジーによる圧政

 ハイテク兵器を繰り出しつつ

 

 銃撃&武術アクションに重きを置いた

 ストーリー&演出は

 私に「SF映画的思わせぶり戦術」と

 物語の進行と共にスケール感が抑制されていく現象の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 

 (ハッタリ宣伝の醍醐味を満喫させてくれる邦題と

 ハッピー・エンド主義とシリーズ化願望が入り交じった

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「武闘派+竜頭蛇尾系SF」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 SF漫画的実写映像

 アクション・シーン&特殊効果のために

 物語を進行させる手法

 状況設明台詞によるスケール感の水増しを

 堪能させてくれる本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。