映画に感謝を捧ぐ! 「キング・スネーク 殺人大蛇」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はアラン・A・ゴールドスタイン監督の
「キング・スネーク 殺人大蛇」に感謝を捧げようと思います。
アマゾンを奥地を訪れた研究者チームの
運命を描いた本作は
珍味感と暇つぶし感が絡み合うモンスター映画であります。
西部劇、山系ホラー、巨大生物系SFを
力業で融合させたストーリー&演出、キャラクター造形が
幻惑的且つ節約的に進行する光景は
私に「西部劇文化と冒険活劇文化の秘めたる近似性」と
「人間模様&モンスターとの関連性」が二転三転していく現象の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(ロマンスと環境論的メッセージによって
様々な問題を隠蔽する姿に圧倒される
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「西部劇&怪奇入りモンスター映画」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
1997年の映画「アナコンダ」、対先住民系西部劇
異文化交流劇が一堂に会した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。