映画に感謝を捧ぐ! 「スカイ・ファイター」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はクリストファー・レイ監督の
「スカイ・ファイター」に感謝を捧げようと思います。
スカイ・ファイター [DVD] - ギル・ジェラード, バーナード・フレデリックス, マイケル・ガルベス, エリック・フィッシャー, クリストファー・レイ, ジェレミア・キャンベル, ギル・ジェラード
遺伝子操作によって生み出された翼竜に立ち向かう
人々の運命を描いた本作は
和やかなハッタリ精神に彩られたモンスター映画であります。
既視感と緩慢さに満ちあふれたストーリーと
特撮感&安物感満載の演出&モンスター造形
軽量級ホラー&SFと戦争映画の特性を兼ね備えた
キャラクター造形が一体となる光景は
私に「残酷&過酷な場面」が笑い所へと変異する現象と
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(「数分の場面を最大級の見せ場として扱う」邦題&宣伝戦術と
「クリッター」シリーズ等の流れを汲む幕切れも見逃せません。)
まさに「ホラ吹き&暇つぶし系モンスター映画」の歴史に輝く
大珍作であると言えるでしょう。
リサイクル精神、ハッタリ精神、無意識のブラック・ユーモアに包まれた
作品世界に心和まされる本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。