映画に感謝を捧ぐ! 「アポカリプス・トゥモロー」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はW・D・ホーガン監督の
「アポカリプス・トゥモロー」に感謝を捧げようと思います。
アポカリプス・トゥモロー [DVD] - ジョエル・グレッチ, クリストファー・ロイド, アーロン・ダグラス, エミリー・ホームズ, ライリー・ドルマン, アンドレア・ブルックス, W・D・ホーガン, リサ・ハンセン, ポール・ハーツバーグ, トム・ベリー, ジョエル・グレッチ
謎の天変地異に立ち向かう人々の運命を描いた本作は
小規模映画会社的アイデア性&知略に
彩られた災害映画であります。
ゾディアック(黄道十二星座)、災害映画の法則
スケール感水増し術、小規模系CG技術を融合させた
ストーリー&演出が勢い任せに進行する光景は
私に「古代文明&TVゲーム文化」が災害映画界に与えた影響と
予算&人員を節約しながら「世界の危機」を描く技法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(緩やかなハッピー・エンドの後
「ホラー映画的思わせぶり」を繰り出す
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「星座入門入り災害映画」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
星座&古代文明の神秘性を有効活用しつつ
災害映画の方程式に沿って物語を進行させる堅実さと
災害による「犠牲者」を極限まで抑制する大胆さを
兼ね備えた本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。