映画に感謝を捧ぐ! 「アクセレーション」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はマイケル・メリノ&ダニエル・ジリーリ監督の
「アクセレーション」に感謝を捧げようと思います。
息子を救うために5つの「タスク」に挑む女
「ローナ」と彼女を取り巻く人々の運命を描いた本作は
暇つぶし映画精神の赴くままに突き進むアクション映画であります。
アクション映画的暴力、銃撃、破壊、移動
米ドラマ「24」的時間描写、アトラクション的任務説明
極道映画的人間関係を融合させた
ストーリー&演出、キャラクター造形が
ロマンス、情緒、状況設明を軽やかに回避しながら
突き進む光景は
私に「娯楽的見世物」に徹したアクション映画の醍醐味と
国際交流感満載の俳優&女優陣が映画に与える影響の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(人情劇+西部劇の香りを感じさせる
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「軽量級夜型女系殺し屋映画」の称号にふさわしい
作品であると言えるでしょう。
アメリカ映画界ならではの「複数人種集結力」
暇つぶし系アクション・シーン生成術
既視感満載の光景を躍動感によって補う堅実さに彩られた本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。