映画に感謝を捧ぐ! 「詐欺請負会社」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はロイド・ベーコン監督の「詐欺請負会社」に
感謝を捧げようと思います。
ギャング映画 コレクション 最後のギャング DVD10枚組 ACC-191 - エドワード・G・ロビンソン, ジェームズ・スチュワート, ハンフリー・ボガート, アイリーン・マニング, ジェーン・ブライアン, ジェーン・ワイマン, ディック・フォラン, ジェームズ・キャグニー, ラルフ・ベラミー, ケイ・フランシス, リュー・エアーズ, ジョーン・ブロンデル, エドワード・ルドウィグ, ルイス・セイラー, ロイド・ベーコン, アーチー・L・メイヨ, ジェームズ・キャグニー, ラルフ・ベラミー, ケイ・フランシス, リュー・エアーズ, ジョーン・ブロンデル
刑務所を出所した詐欺師「プレッシャー」と
彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は
1938年の映画「暗黒王マルコ」の流れを汲みつつ
穏健化&スケール感増大を施すことによって生を受けた
犯罪喜劇であります。
軽やかにせめぎ合う泥棒映画であります。
暴力&爆発に依存しない「銀行襲撃計画」の行方を
人情劇+ドタバタ喜劇+犯罪映画的に描いていく
ストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「犯罪映画の喜劇的加工術」と
「殺人&破壊に依存しないスリル&サスペンス生成術」と
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(犯罪者の本能をユーモラスに写し出す
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「日常系犯罪喜劇」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
暇つぶし映画界の雄R・ベーコン監督ならではの
多角的サービス精神&軽快なる和やかさと
極道風味溢れる俳優陣の融合がもたらす
科学反応を世に示した本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。