映画に感謝を捧ぐ! 「原潜vsUFO 海底大作戦」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はスペンサー・G・ベネット監督の
「原潜vsUFO 海底大作戦」に感謝を捧げようと思います。
原潜vs.UFO/海底大作戦 [DVD] - アーサー・フランツ, ディック・フォラン, ブレット・ハルゼイ, スペンサー・G・ベネット
北極圏で発生した怪事件の調査に赴いた
運命を描いた本作は
軽やかにして豪快な「組み合わせ技」を
堪能させてくれるSF映画であります。
潜水艦映画とエイリアン系SFの特性を融合させるという発想
状況設明台詞によるストーリー展開の効率化法
アトラクション的特殊効果+モンスター造形が
一堂に会したストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「大作系SF映画的ハッタリ戦術」と
「小規模映画会社的節約戦術」による共同戦線と
脅威の実態を段階的に明瞭化させていく映像技&作劇法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(共闘の中で芽生えた友情と宇宙に対する複雑な思いを
静かに写し出す幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「軽量級海洋冒険型SF」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
潜水艦映画の王道が一体化する事によって
生を受けた本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。