映画に感謝を捧ぐ! 「ラプター・アイランド」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はスタンリー・アイザックス監督の

 「ラプター・アイランド」に感謝を捧げようと思います。

ラプター・アイランド [DVD] - ピーター・バーンスタイン, ロレンツォ・ラマス, スティーヴン・バウアー, ピーター・ジェイソン, ヘイリー・デュモンド, デヴィッド・ワース, スタンリー・アイザックス, ディーン・ワイデンマン
ラプター・アイランド [DVD] - ピーター・バーンスタイン, ロレンツォ・ラマス, スティーヴン・バウアー, ピーター・ジェイソン, ヘイリー・デュモンド, デヴィッド・ワース, スタンリー・アイザックス, ディーン・ワイデンマン

 テロリストに捕らえられた工作員を救出するよう

 命じられた特殊部隊の運命を描いた本作は

  

 様々な娯楽特性&技術が緩やかにぶつかり合う

 モンスター映画であります。

 特殊部隊、テロリスト、恐竜が織りなす

 三つ巴の戦いを

 TVゲーム的発想&映像テクノロジーを駆使して描いていく

 ストーリー&演出、キャラクター造形は

 私に「テロ対策映画とモンスター系SFのせめぎ合い」と

 論理性よりも見世物感覚&ハッタリ精神に

 重きを置いた娯楽作品作りの

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (新たなる危機を暗示しつつも

 ユーモラスな雰囲気を感じさせる

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「ジャンル抗争型軽量級SF」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 「プレデター」・「ジュラシック・パーク」・「ボルケーノ」の

 持ち味を力業でつなぎ合わせ

 暇つぶし系アトラクション感覚で映像作品化した本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。