映画に感謝を捧ぐ! 「コードレッド ロシア軍秘密兵器破壊指令」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はコンスタンティン・スタスキー監督の
「コードレッド ロシア軍秘密兵器破壊指令」に
感謝を捧げようと思います。
コードレッド (ロシア軍秘密兵器破壊指令) [DVD] - アレクサンダー・ウスティゴフ, コンスタンティン・スタツキー, グリゴリー・マヌコフ, ルーベン・ディシュディシャン, スビヤトスラフ・クラショフ, アレクサンダー・ウスティゴフ, ティモフェイ・トリヴァンツェフ, アナトリー・ガンシン, エブゲニー・アントロポフ, ポーリヤ・ポリヤコワ, アザマット・ニグマノフ
「カチューシャ破壊作戦」をもとにして作られた本作は
多角的でありながらもクールな実話系戦争映画であります。
ソビエト軍の最新兵器を巡る戦いを様々な目線で描きながらも
淡々と進行するストーリーと
多彩な戦闘描写を駆使したアクション・シーンが
一体となる光景は
私に教材映画要素と娯楽映画要素を
独特のバランスで混ぜ合わせた戦争映画作りと
戦争映画的ハッタリ戦術の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(壮絶さと哀愁がせめぎ合う決着を通じて
「戦争にハッピー・エンドは存在しない」という
メッセージを放つかのような幕切れと
なっている点も見逃せません。)
まさに「お宝争奪型実話系戦争映画」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
「エクスペンダブルズ」シリーズ的加工を施しつつ
ロシア軍礼賛要素&娯楽的高揚感を抑制することによって生を受け
アメリカ製戦争映画とロシア製戦争映画の風味が
入り交じった存在となった本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。