映画に感謝を捧ぐ! 「見知らぬ訪問者(1952年版)」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジーン・ネグレスコ監督の
「見知らぬ訪問者(1952年版)」に感謝を捧げようと思います。
サスペンス映画 コレクション 陰謀の世界 DVD枚組 ACC-194 - アイダ・ルピノ, コーネル・ワイルド, リチャード・ウィドマーク, ダナ・アンドリュース, アリス・フェイ, リンダ・ダーネル, バート・ランカスター, リザベス・スコット, カーク・ダグラス, ディック・パウエル, ロンダ・フレミング, ロバート・モンゴメリー, ワンダ・ヘンドリックス, ロバート・ミッチャム, ジェーン・グリア, ブライアン・ドンレヴィ, エラ・レインズ, ディアナ・ダービン, ジーン・ケリー, ヴィットリオ・ガスマン, バリー・サリヴァン, ゲイリー・メリル, ベティ・デイヴィス, ジーン・ネグレスコ, オットー・プレミンジャー, バイロン・ハスキン, ロバート・パリッシュ, ロバート・モンゴメリー, ドン・シーゲル, アーサー・ルービン, ロバート・シオドマク, ジョセフ・H・ルイス
空港内で知り合った男女4人の運命を描いた本作は
変化球的魅力に彩られた道中劇であります。
男女4人による「飛行機の旅」から
罪の償い、上昇志向と無器用な愛のせめぎ合い
崩壊した夫婦の再生劇へと分岐していくストーリーと
各種サスペンス技法を駆使した演出が一体となる光景は
私に「飛行機&電話」の映画的活用法と
人生に宿る「ドラマ要素」の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(ドタバタ喜劇と人情劇が融合したかのようなハッピー・エンドに
心和まされる幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「道中劇+短編集型男女関係論」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
災害映画的アクション、苦味の利いたロマンス
哀しきサスペンス、旅の醍醐味が交錯する本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。