映画に感謝を捧ぐ! 「スヌーピーのイースター」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はフィル・ローマン監督の「スヌーピーイースター」に

 感謝を捧げようと思います。

スヌーピーのイースター [DVD] - チャールズ・シュルツ
スヌーピーのイースター [DVD] - チャールズ・シュルツ

 チャールズ・モンロー・シュルツの漫画

 「ピーナッツ」をもとにして作られた映画の一つである本作は

 日常と非日常の魅力が交錯するアニメーション映画であります。

 日常劇の持つ緩やかな味わいと

 イベント・ムービーならではの賑やかさが

 バランス良く配合させたストーリー&演出、キャラクター造形が

 軽やか&和やかに進行する光景は

 私に「敵役&アクションに依存しないアニメーション映画」の醍醐味と

 「イースター」の意味&魅力を世に知らしめる試みの

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (スヌーピーの善なるいたずらに怒るヒロインを

 ラブ・コメディ風味によって魅了するという「決着の付け方」に

 心和まされる幕切れとなっている点も見逃せません。) 

 まさに「アニメーション型イベント・ムービー&イースター入門」の

 一翼を担う作品であると言えるでしょう。

 「童話の挿絵」的魅力に満ちた絵柄と

 現実感とギャグ漫画気質が独特のバランスで配合されたストーリー展開によって

 鑑賞者をおとぎ話とホームドラマが融合した世界へと誘いつつ

 

 イースターについての知識を運ぶ本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。