映画に感謝を捧ぐ! 「シンティラ・プロジェクト」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はブライアン・オブライエン監督の

 「シンティラ・プロジェクト」に感謝を捧げようと思います。

シンティラ・プロジェクト LBXC-708 [DVD] - ジョン・リンチ, クレイグ・コンウェイ, ネッド・デネヒー, モルジャーナ・アラウィ, ブライアン・オブライエン
シンティラ・プロジェクト LBXC-708 [DVD] - ジョン・リンチ, クレイグ・コンウェイ, ネッド・デネヒー, モルジャーナ・アラウィ, ブライアン・オブライエン

 ソビエト(現ロシア)によって作られた

 地下施設への潜入に挑む傭兵部隊&科学者の

 運命を描いた本作は

 様々な技術が結集したSF映画であります。

 戦争映画的アクション&サスペンス

 SF映画的特殊効果&ハッタリ精神

 ホラー映画的残酷描写を融合させることによって生を受けた

 ストーリー&演出、キャラクター造形は

 私に「科学者的狂気と俗物的狂気の融合」がもたらす科学反応と

 暇つぶし&見世物映画の技が一堂に会する光景の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 

 (主人公とモンスターの「旅立ち」を

 冷酷且つクールに写し出す幕切れとなっている点も

 見逃せません。)

 まさに「軽量級娯楽技術資料館」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 「ナバロンの要塞」・「プレデター」等の流れを汲んだ

 テロ対策+モンスター映画と

 地球外存在、冷戦、マッド・サイエンティストが

 結びつくことによって誕生したモンスターの

 サクセス・ストーリーを兼ね備えた本作と

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。