映画に感謝を捧ぐ! 「レッド・スタリオン 荒原の凱歌」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はレスリー・セランダー監督の

 「レッド・スタリオン 荒原の凱歌」に感謝を捧げようと思います。

<西部劇パーフェクトコレクション>アリゾナの嵐 [ (洋画) ] - 楽天ブックス
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 牧場で暮らす少年「ジョエル」と愛馬「レッド」

 運命を描いた本作は

 時代&娯楽要素の垣根を越えた交流を見せてくれる

 人情劇であります。

 西部劇の装飾&馬術アクションと近代文化

 活劇的スリル&サスペンスと人情味

 家族愛、男女のロマンス、人間と動物の交流が

 互いの持ち味を生かし合う事によって生を受けた

 ストーリー&演出、キャラクター造形は

 私に「効率性と物語性の均整を保つ手法」

 「非戦闘系アクション生成術」・「娯楽映画的異文化交流」の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (五体を駆使した熱演によって俳優&女優級の

 存在力を示した動物陣の勇姿と

 主要登場キャラクター全員が「愛」を勝ち取る姿に心和まされる

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「軽量級馬術系人情劇」の雄と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 

 暇つぶし規模の枠内に西部劇、ホームドラマ

 スポーツ映画、冒険活劇恋愛劇の魅力を

 詰め込む事を可能であることを世に示した本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。