映画に感謝を捧ぐ! 「フィッシュ・レース2」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はマーク・A・Z・ティッペ&テートン・パーク監督の
「フィッシュ・レース2」に感謝を捧げようと思います。
2006年の映画「フィッシュ・レース」の後日談となる本作は
活劇的成長と人情劇的成長に彩られた
続編系アニメーション映画であります。
「フィッシュ・レース」の精神&設定を継承しつつ
ホームドラマ&チームバトル要素を強化することによって
親となったパイ&コーネリアと仲間達の
新たなる冒険を生成するという試みは
私に「アクションと物語のスケール感増大を両立させる」手法と
闘いにおける「個性&地形効果を生かす」事の重要性を
アニメーション映画的に表現する手法の
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(アクション性よりもコメディ性を重視した
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「冒険喜劇系サメ映画」の枠を超え
「チームバトル型ホームコメディ」の
領域へ到達した作品であると言えるでしょう。
続編映画の王道に沿って物量的増大を図りつつ
新たなる領域への挑戦を試みた本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。