映画に感謝を捧ぐ! 「悲劇のプリンセス ダイアナ」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はマイケル・アトウェル監督の

 「悲劇のプリンセス ダイアナ」に感謝を捧げようと思います。

悲劇のプリンセス ダイアナ LBX-224 [DVD] - デーヴィッド・アイク, クリストファー・ディッキー, シモーヌ・シモンズ, ニコラス・デイビス, マイケル・アトウェル
悲劇のプリンセス ダイアナ LBX-224 [DVD] - デーヴィッド・アイク, クリストファー・ディッキー, シモーヌ・シモンズ, ニコラス・デイビス, マイケル・アトウェル

 1997年に起きた「ダイアナ元妃死亡事故」に関する

 情報の一部を記録した本作は

 大衆心理と捜査官的目線がせめぎ合う記録映像であります。

 政治色を極限まで薄め、犯罪捜査劇的目線で

 「ダイアナ元妃死亡事故」について語るという試みは

 私に「大衆娯楽的興味を誘発しつつ

 事故に関する情報をクールに示していく」手法と

 娯楽映画技法と記録映画技法による共同戦線の

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (最終局面において「陰謀マニア気質」に警鐘を発するという

 大胆不敵などんでん返しを繰り出す

 幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「ダイアナ元妃&事故調査系記録映像入門」の一翼を担う

 作品であると言えるでしょう。

 「ダイアナ元妃」の悲劇を一般人、捜査関係者

 医療関係者、報道関係者の目線を渡り歩きながら

 記録していくことに挑んだ本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。