映画に感謝を捧ぐ！ 「エルム街の悪夢４ ザ・ドリームマスター 最後の反撃」

　映画弁護人ＧＨＭ（西村哲也）です。

　今回はレニー・ハーリン監督の

　「エルム街の悪夢４　ザ・ドリームマスター 最後の反撃」に

　感謝を捧げようと思います。

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　「エルム街の悪夢（１９８４年版）」をもとにして作られた

　人気シリーズの４作目となる本作は

　破壊力重視のアクション映画によって名を成した

　Ｌ・ハーリン監督の「ホラー時代」を象徴する続編映画であります。

　前３作の物語＆設定を継承しつつ

　アクション映画要素を高めていく事によって生を受けた

　ストーリー＆演出、キャラクター造形は

　私に「アクション・ヒロインとホラー・モンスターによる決闘」と

　精神的な強さを物理的に表現する試みの

　一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

　（アクション映画的ハッピー・エンドと

　ホラー映画的思わせぶりが絶妙のバランスで

　配合された幕切れとなっている点も見逃せません。）

　まさに武術系「エルム街の悪夢」の称号にふさわしい

　作品であると言えるでしょう。

　夢を操り、標的の恐怖心を糧とすることによって

　死を運ぶという戦法によって

　ホラー映画史に輝くモンスター・ヒーローとなった男

　「フレディ・クルーガー」に

　東洋的武術＆童話的装飾で立ち向かうヒロインの勇姿が

　前３作とは一味違う活劇的魅力を与えた本作と

　生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を！！！。