映画に感謝を捧ぐ! 「タイタンフォール 巨神降臨」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はライアン・ステイプル・スコット監督の
「タイタンフォール 巨神降臨」に感謝を捧げようと思います。
タイタンフォール 巨神降臨 [DVD] - ライアン・メリマン, ジェイミー・コスタ, サラ・J・バーソロミュー, ケイト・ブラゼル, ライアン・ステイプル・スコット
何者かに記憶を奪われ、巨大ロボットに襲撃された
兵士たちの運命を描いた本作は
倹約的男児性に溢れたSF映画であります。
戦争映画、SF系少年漫画、TVゲーム
軽量級アトラクションを融合させたかのような
ストーリー&演出、キャラクター+メカ造形が
豪快且つ堅実に進行する光景は
私に「俳優&女優陣」をCG映像として認識してしまう現象と
男児的感覚と小規模系娯楽ビジネス感覚による
共同戦線の一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(SF+西部劇的ハッピー・エンドよりも
モンスター的執念を感じさせる「AI」が印象深い
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「軽量級コミック風SF入門」の一翼を担う
作品であると言えるでしょう。
趣味人的マッド・サイエンティストによって生み出された
漫画的外見&能力を持ったロボット軍団と
アクション・ゲーム的記号感に満ちた兵士たちとの戦いを
小規模映画会社的省エネ&省力化術の
限りを尽くして描いていく本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。