映画に感謝を捧ぐ! 「アース アメイジング・デイ」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はリチャード・デイル、ピーター・ウェーバー、ファン・リーシン監督の

 「アース アメイジング・デイ」に感謝を捧げようと思います。

アース:アメイジング・デイ [DVD] - 佐々木蔵之介, ロバート・レッドフォード, リチャード・デイル
アース:アメイジング・デイ [DVD] - 佐々木蔵之介, ロバート・レッドフォード, リチャード・デイル

 2007年の映画「アース」の流れを汲む本作は

 壮大さと堅実さが交錯する自然系記録映像であります。

 「一日」という時間的制約を自らに科し

 記録映像技法と詩的感覚を融合させながら

 自然界の持つ「物語性」を写し出していく映像&語り口は

 私に、史劇的スケール感と時間限定型映画的堅実さが

 独特のバランスで共存する光景と

 記録映像的国際交流の一形態を

 目の当たりにする機会をもたらしました。

 (絵画的美しさと人間に対する信頼が

 交錯する幕切れとなっている点も見逃せません。)

 まさに「時間限定型自然劇場」の称号にふさわしい

 作品であるといえるでしょう。

 「アース」の精神&技術を継承しつつ

 地球各地でで繰り広げられる

 「動植物のアクション、サスペンス、ロマンス」を

 世に知らしめることに挑んだ本作と

 

 生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。