映画に感謝を捧ぐ! 「アフガン・サバイバー」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はトム・パットン監督の
「アフガン・サバイバー」に感謝を捧げようと思います。
アフガン・サバイバー [DVD] - アンドリュー・リー・ポッツ, トム・パットン, トム・パットン, スティーブ・モスリー, ジョージ・バート, アンドリュー・リー・ポッツ, ジャン・ポール・リュー, ジェームス・ウォーレン, アデル・オニ, スティーブ・ブレイズ, スペンサー・コリングス
ミサイルの誘導チップを巡る戦いを描いた本作は
豪快なる複雑怪奇さに彩られた戦争映画であります。
泥棒映画+スパイ映画的人間模様、幻惑的+武闘的な戦闘描写
「グルガ兵礼賛メッセージ」の奇襲が一体となる光景は
私に「肉弾戦」にこだわる戦争映画作りと
キャラクターごとの耐久力格差を強めることによって
戦争の不条理性を写し出す試みの
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(戦場を生き抜いた男たちの友情&知略に彩られた
幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「泥棒映画型戦争映画」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。
西洋人と中東人による共同戦線、西部劇+武術映画的アクション・シーン
内部抗争と外敵との闘いを交錯させる手法が
一堂に会することによって
暇つぶし規模のスリル&サスペンス
人種を越えた絆の誕生&崩壊が生む感動+哀愁
豪腕的でありながらも風刺的なストーリー展開が
絡み合う存在となった本作と
生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。