映画に感謝を捧ぐ! 「ロンドン・バーニング」

 映画弁護人GHM(西村哲也)です。

 今回はロン・スカルペッロ監督の

 「ロンドン・バーニング」に感謝を捧げようと思います。

ロンドン・バーニング [DVD] - サム・クラフリン, ロン・スカルペッロ, ニック・モアクロフト, ニック・バウアー, リチャード・モット, アンドリュー・カウシンスキー, サム・クラフリン, ティモシー・スポール, ヒュー・ボネヴィル, ノエル・クラーク
ロンドン・バーニング [DVD] - サム・クラフリン, ロン・スカルペッロ, ニック・モアクロフト, ニック・バウアー, リチャード・モット, アンドリュー・カウシンスキー, サム・クラフリン, ティモシー・スポール, ヒュー・ボネヴィル, ノエル・クラーク

 2010年代のロンドンにおける

 実話をもとにして作られた本作は

 様々な思い&文化性が交錯する実話系極道映画であります。

 ヨーロッパ映画文化と和製任侠映画文化

 愛と裏切り、権力と暴力&経済力が交錯する

 ストーリー&演出、キャラクター造形は

 私に社会における「悪」が結集した世界と

 「イギリス&国際的イベント」の舞台裏を

 娯楽性を保ちながら映像化する試みの

 一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。

 (勧善懲悪的爽快感を拒絶し

 苦味&不安感が濃厚な幕切れによって

 「社会悪の根源」を立つことの難しさを示した

 

 作品であると言えるでしょう。)

 まさに「イギリス権力機構&極道社会入門」の

 一翼を担う作品であると言えるでしょう。

 アクション映画的暴力、ホラー的残酷性

 ホームドラマ&史劇的人間模様がせめぎ合いながら

 イギリス経済&犯罪史の一端を写し出す本作と

 生きて映画を見ることのできる幸せに深い感謝を!!!。