映画に感謝を捧ぐ! 「テキサスの友情」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はジョセフ・ケイン監督の「テキサスの友情」に
感謝を捧げようと思います。
ジョン・ウェイン ベストコレクション ゴールドボックス DVD10枚組 ACC-130 - ジョン・ウェイン, シーラ・マナーズ, アン・ラザフォード, ティム・マッコイ, シャーリー・グレイ, レイ・コリガン, レイモンド・ハットン, アルバータ・ヴォーン, ルシル・ブラウン, ルイズ・レティマー, マーシャ・ハント, ヴァーナ・ヒリー, R・N・ブラッドベリ, ジョセフ・ケイン, D・ロス・レダーマン, ジョージ・シャーマン, ハリー・フレイザー, アーサー・ルービン, チャールズ・バートン
元北軍兵士「ジョン・アシュリー」と
彼を取り巻く人々の運命を描いた本作は
暇つぶし映画的堅実さと先見性を兼ね備えた西部劇であります。
「南北戦争後の南部事情」
「戦争がもたらす愛&友情の揺らぎ」というシリアスな題材を
量産型西部劇的に加工し
ミュージカル要素を加えることによって生を受けた
ストーリー&演出、キャラクター造形は
私に「戦争の間接被害を西部劇的に表現する」
「過酷な状況を緩やかに表現する」手法の一形態を
目の当たりにする機会をもたらしました。
(勧善懲悪の爽快感よりも滑稽さが際だつ
「敵将の最後」も見逃せません。)
まさに「アメリカ史入門系西部劇」の一翼を担う
作品であるといえるでしょう。
暇つぶし映画&優等生的西部劇風味溢れる
作品世界の中で
後年の大作映画「風と共に去りぬ」に通じる
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。