映画に感謝を捧ぐ! 「侠勇二挺拳銃(1945年版)」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はエドワード・キリー監督の
「侠勇二挺拳銃(1945年版)」に感謝を捧げようと思います。
西部劇 パーフェクトコレクション アパッチ峠の闘い DVD10枚組 ACC-089 - ウォルター・ヒューストン, ジェームズ・スチュワート, バリー・サリヴァン, マージョリー・レイノルズ, ベティ・グレイブル, ロッド・キャメロン, ランドルフ・スコット, ジョン・ランド, ジェフ・チャンドラー, ロバート・ミッチャム, マーラ・パワーズ, ジャック・ビューテル, デイン・クラーク, ベン・ジョンソン, ジョン・ウェイン, クラレンス・ブラウン, カート・ニューマン, プレストン・スタージェス, レスリー・セランダー, レイ・エンライト, ジョージ・シャーマン, エドワード・キリー, ハリー・ケラー, ジョン・ローリンズ, マック・V・ライト
ゼイン・グレイの小説「ペコスの西」を
もとにして1945年に作られた本作は
和やかな笑いと活劇的スリルが
軽やかにせめぎ合う西部劇であります。
友の仇を討ち、大切な人々を守るため
極道集団に立ち向かう男の闘いと
ラブ・コメディの王道要素が絡み合う
ストーリー&演出、キャラクター造形が
驚異的な躍動感で進行する光景は
私に「武闘系娯楽と喜劇系娯楽のぶつかり合い」と
危機によって己の「秘めたる野性」に目覚めていく
人々の姿を西部劇的に表現する試みの
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
(勧善懲悪の爽快感よりも
新たなる生き様に向かって旅立つ人々の姿に
重きを置いた幕切れとなっている点も見逃せません。)
まさに「活劇+恋愛喜劇系西部劇」の
一翼を担う作品であると言えるでしょう。
暇つぶし規模の枠内に西部劇的アクション、恋愛喜劇的男女関係
ホームドラマ的親子関係を詰め込んだ本作と
生きて映画を観ることのできる幸せに深い感謝を!!!。