映画に感謝を捧ぐ! 「マルコムX」
映画感謝人GHMです。
今回はスパイク・リー監督の「マルコムX」に
感謝を捧げようと思います。
公民権運動家マルコムXに対する
アレックス・ヘイリーのインタビューをもとに執筆されたノンフィクション
「マルコムX自伝」をもとに作られた本作は
社会派映画と娯楽映画の魅力が一つとなった力作であります。
マルコムXの激しくも悲しい生涯を通じて
「人種差別との戦い」・「規模拡大が組織にもたらす(変化)の恐ろしさ」
「(憎しみ)から(愛)へと向かう主人公の魂」を描くという
大胆な試みと
陽気な音楽・軽快な映像表現が見事に融合することによって
社会派の重みと娯楽映画としての面白さを兼ね備えた
作品となった本作は
私の心に強い衝撃とある種の「喜び」をもたらしてくれました。
(音楽と本編との見事な調和ぶりは
ミュージカル映画に勝るとも劣らぬものがあると思います。)
主演者・スタッフ陣の熱気と
歴史の重みに満ちあふれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。