映画に感謝を捧ぐ! 「愛人 ラマン」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジャン・ジャック・アノー監督の「愛人 ラマン」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 マルグリッド・デュラスの同名小説をもとにして作られた本作は

 

 背徳感と美が共存する、異色の恋愛映画であります。

 少女趣味的な愛と人種差別に彩られた世界を

 品格を持って描くことによって生まれた「背徳の芸術」は

 私を「罪と愛」に満ちた世界へと誘ってくれました。

 まさに「美しくも哀しい(堕落の世界)」を映像化した

 作品であると言えるでしょう。

 堕落の世界に咲いた「怪しくも美しい愛の花」を

 堪能させてくれた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。