映画に感謝を捧ぐ! 「バンテージポイント」
映画弁護人GHM(西村哲也)です。
今回はピート・トラウ”ィス監督の「バンテージ・ポイント」に感謝を捧げようと思います。
スペインで発生したアメリカ大統領暗殺事件を
描いた本作は
物事と人間との関係について考えさせられる作品であります。
映画的テクニックの限りを尽くして
「事件関係者全員の目線」を再現しようという
大胆不敵な試みは
私に「物事を多角的に見る」ことの大切さと
「真実を知る」ことの難しさを世に示す試みの
一形態を目の当たりにする機会をもたらしました。
まさに「哲学的陰謀劇」の一翼を担う作品であると言えるでしょう。
断片的な情報が一つにまとまっていく快感と
二転三転していく戦いのスリルを
同時体験させてくれる本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。