映画に感謝を捧ぐ! 「エクスペンダブルズ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はシルベスタ・スタローン監督・脚本・主演の

 「エクスペンダブルズ」に感謝を捧げようと思います。

 

 傭兵集団「エクスペンダブルズ」の活躍を描いた本作は

 「軽量アクション映画」本来の魅力を

 最大限に生かした作品であります。

 全身から「男気」を放つ男性陣&セクシーなヒロイン

 単純明快にして哀愁漂うストーリー

 テクノロジー至上主義の流れに背を向けて

 身体能力と火薬を重視したアクション・シーンの数々が一体となって

 「愚直にして痛快なる世界」を生み出す姿は

 私に「特定の客層を楽しませることに全力を注ぐ」

 事によって生まれる感動を味あわせてくれました。

 (80~90年代のアクション映画界に君臨した男優3人が

 一堂に会するシーンから放たれる「静かなる威厳」と

 「暴力の残酷さ・理不尽さ」を覆い隠すことなく

 表現している点も見逃せません。)

 まさに「時代」に迎合せず

 己を貫く人々の魂を感じる作品であると言えるでしょう。

 俳優・格闘家として幾多の戦場をくぐり抜けてきた男たちの気迫が

 画面全体から伝わってくる本作と 

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。